2013年6月23日日曜日

納屋のすがた

6日朝5時半
 工具や生活用具を積み込んだ自家用車でローマを出発した。出発前の数日間は、作品の発送と他の作品の進み具合、ドロミテに行ってからの遠く離れた納屋で想像される作業の準備を並行していた為、期待より緊張感が増さり確認の連続だった。出発前夜は0時を過ぎても緊張からすぐには寝られなかった。
 
 ボローニャのブロンズ屋で1時間ほど蝋の作業のため経由し、高速を北に向かう。

夕方3時半
 宿泊先のロンジェーガの宿に到着し家族に挨拶をすませると、そこから3km離れた町サンビジリオにある納屋へ向かった。僕にとって10か月ぶりの納屋だ。去年夏は草が高く積まれた広い空間と古い農耕具などが詰め込まれた2つの小部屋だった。
 今は草が消え、農耕具も一部保管してある以外はすっかり無くなっていた。納屋の所有者のワルテルが展覧会とその後の解体準備のためすっかり片づけてくれていたのだ。
 僕は去年よりも空間が広く感じた。まずは明日から大掃除を始めよう






 

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