2013年6月28日金曜日

納屋入口

 
 27日
今朝4時出発でボローニャに行ってきました。
湖に建つ家のブロンズ作品を完成させるため、8時から17時まで(お昼に1時間半休憩をはさむ)作業して4時間かけて車で戻ってきました。無事作品も仕上がりローマに持ち帰り、7月1日に3人と共にドロミテに向かいます。明日、写真撮影をします。

 

 納屋での会場作りには予定していたより日数がかかり、ローマ出発を6月18日に遅らせて納屋入口の光のインスタレーションを作り終えてからローマに戻ることにした。
3m×6mの傾斜のある納屋入口にファーネスの岩場を表現するため、朝美さんと時間をかけて話し合ってきた。浸食された穴のあいた岩盤から明かりがともる想像から、セメントで岩を表現し穴は入り口としての用途も考慮し透明な樹脂を通して光がともるように準備を進めていた。
ファーネスの岩盤

セメントに関する詳しい知識のない僕と朝美さんはイメージを頼りに、まずは電気の配置を決め、地面と固定するところまでは何とか出来たが肝心なセメントの量や人材、作業工程など分かる人が見つからずにいた。
 
 そこでも助けてくれたエドワルド。困っている朝美さんの話を聞くと、すぐに車を出して思い当たる村人を訪ねてくれ、何人目かで左官屋のペッピさんが受けてくれることになり、17日の月曜日に日にちが決まった。
青エプロンがエド
運転するペッピ
汗を流す職人
僕も一緒に汗をかく 

朝美さんも汗をかく

午前中に線を引き終え完成!
光は夜美しく光る。


17日はアフリカから北上してきた高気圧の影響で高地のドロミテもかなり暑く、仕事もめどがつき午後は体が伸びてしまった。翌日ローマへの道中の最高気温は37℃だった。

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