2012年6月9日土曜日

おぐにっ記


自転車は順調に進み、夕暮れ前には小国町叶水到着した。
雪国は5月を前にしても、まだ雪景色と汗が凍るような冷たい空気に包まれていた。

叶水大橋からの飯豊山とダム湖
 川崎家の田植えを手伝ってから出発する予定を立てていたが、今年は豪雪だったから田植えも遅れるとのことだった。
 「いつ帰るの?」と何人もの人に聞かれるが田植えがなかなか始まらず、出発の日にちが伸びていった・・・・・・  「田植えが終わったら帰る」は予定とはいわないのかもしれない
田に雪は深く、山にも緑はない
長い ふゆ
ひと足早く、ビニールハウス内に稲の苗が生きていた
ひとまず愛媛の岡田農園での仕事の報告とお礼をしに、支えてくださった今野先生ご夫妻にあいさつに行きました
日本友和会の皆様、ありがとうございました。
GWに突入して宮城へ
宮城川崎でお花見
 仙台で友達と合流し、レンタカーで被災地を3日間見学した。
  被災地に入ると辛く、帰りたいと感じた。僕が石巻を去って半年が立つというのに、現地の変化は大きくなかった。
  この先を見出すことがどれほど困難なことか、やはり行ってみないと分からない。



小国へ戻り田植えが始まるまでは、屋根に上りトタンはりの助手をしたり、テーブルづくりやお菓子作りをした。

力を入れたのは、川崎家に来ている藍ちゃんと叶水の洋介君との釜づくりでした。 
もともと釜があった跡地に竹で枠をつくり紙をはる。
枠の上から、イグルーのようにレンガを積みあげ、土で接着していこと4日
 
考えながら作っていくため、なかなかペースは上がらない
その上から泥を重ねる

田植えも始まり2週間ほど乾燥させ、釜入れ当日
気流も回り煙突から煙が立つ。アーチが崩れる心配もしたが、なんとかもっている

よし 順調 順調!

夜にはピザパーティーで盛り上がる


ピザの写真はないが、焼き立てピザを食べたときの原さん(僕の担任)の笑顔からもそのうまさが伝わってきますね

プレゼント用のアシタカ頭巾を作るも、自分がもののけ姫にはまり、アシタカになりきろうと努力した時もありました。
6月8日に田植えがほぼ終わりましたので、田植え作業で日に焼けた僕は今日(9日)出発します。
どこに出発?結局、自転車を置いて今夜、新潟から北海道へフェリーで帰ります。
自転車旅行は?いいんです、手段は変えても、家に帰る目的は一緒なので。
あす夜には帯広の実家へ                                     つづく

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