2012年2月1日水曜日

長崎の国見にて

30日
 居心地のよかった古竹家から腰を上げ、正和の武雄への出勤に合わせて、朝7時過ぎ出発した。おにぎり6つとおかずの入ったお弁当、みかんとバナナを昼食にと持たせてくれた。

 武雄のセブンで下してもらい、正和と別れた後、歩きながら「長崎方面」と書いたボードを出してヒッチハイクを始めた。2キロほど歩くと嬉野行のおじさんが乗せてくれた。話すと本人も何度もヒッチハイクをしてきて、多くの人に御世話になったという。
 嬉野に着くとおじさんはお茶屋さんのオーナーだと分かり、嬉野茶をごちそうしてくれた。

 お茶屋さんを出ると話しかけてきたおじいさんがボードを見て、「おぉ、長崎行きたいなら、黙ってついてき」と言ってくれ、すぐに観光バスが到着し、おじいさんが僕をかばいつつバスに乗せてくれた。車内には荷物を持たない何か嬉しそうな年配の女性に男性。僕の世代は見つからず。会話の内容を聞くと「2かけ3かけ、勝った負けた、5番2番のボート」 ボート!!そう行先は大村の競艇ボート場で、その無料送迎だった。

 その後2台の車にお世話になり、長崎市内の原爆記念館に到着した。
 館内ではボランティアさんがガイドしてくれるということで、入口にいたガイドの女性、鈴田さんにお願いした。市内出身の鈴田さんは長崎の財政の現状やこの時期の観光地など、ただ拝観しただけでは知りえないことまで話してくれた。また、自身がボランティアする岡まさはる記念長崎平和資料館http://www.d3.dion.ne.jp/~okakinen/ へのお誘いも受け、翌日伺いますと約束した。

 その日の夜は中華街で行われているランタンフェスティバルhttp://www.nagasaki-lantern.com/に行き、ぶたまんを食べた。
 その夜は県庁近くで野宿した。
めがね橋

31日
 古竹家の弁当を食べ分け、朝食までもたせ完食した。

 予定通り平和資料館に行き、朝鮮人の強制連行や大虐殺といった加害者側の日本を写真などの資料から詳しく学んだ。
 お昼過ぎ鈴田さんと昼食を食べに行き、長崎ちゃんぽんをごちそうになりました。

 夕方「雲仙方面」でヒッチハイクをすると、和明君(24)というお兄さんがUターンして乗せてくれた。
 かず君と小浜温泉街に行き日本一長い足湯や昭和風の150円風呂につかり、夜、雲仙の地獄を観光して、国見の田舎にあるかず君の暮らす志波家に到着した。そう、奇跡的な出会いから宿泊までお世話になることになりました。

0 件のコメント:

コメントを投稿