2012年9月5日水曜日

イタリア旅行記Ⅰ


8月29日夜、イタリア旅行から無事帰って来ました!
この日は、イタリア北部ドロミテの電気も通じていない谷間の家を朝、車で出発して、ボローニャのブロンズ屋さんに寄りひと仕事した後、ローマに向かい加藤家に到着しました。
 一週間過ごした山間部のドロミテは、日中は半袖で過ごしやすいものの、夜は羽毛布団でなきゃ寝られないほど気温が下がる。霜が降りた朝もあり、夏でも薪で暖を取る生活を送っていました。樺太と同じ北緯にあるドロミテから、函館と同じローマに返ってくると、ん~暑い!と思ったのも、つかの間、9月のローマは涼しく過ごしやすい。日本はまだまだ暑いとか・・・・・


8月21日
 その日は、一人旅最終日で海の町ヴェネチアを朝、電車で出発した。朝美・しのぶさんとの合流目標地はドロミテの山の上のフォダーラロッジ!たどり着けるのだろうか?

朝、観光真っ最中のヴェネチア
  コルティナへは電車で一本(9€)。と思っていたけれど、その手前に終着駅があり、バスに乗り換え(3€)バカンス渋滞に巻き込まれながら2時間でコルティナに到着。そこから登山口のあるフィアメスまでバス(1€)に乗ること15分。
海から山へ  バス乗車中
畑育ちの僕は海より山派!「こんなとこで暮らしてるなんて~」とアルプスの少年ペーターを思い返す。
 朝食抜きでフィレンツエを出て、14時ようやく登山口まで着たものの少しおなかが減ったのでBARに立ち寄った。出来ればレストランでガッツリ食べたかったものの待ち合わせの16時を意識すると、そんな余裕もないので、クロワッサン2つとカプチーノを食べた。
 そのときは、フォダーラ行きはお散歩コースだと想像していたので、600mlの水と飴玉2つを持ちもの足りない胃袋だが先を急ぐことにした。

 入り口がいくつかのコースに分かれていたため、ベンチに座るイタリア人の老夫婦に英語で「フォダーラに行きたい!どの道?」と聞くと、指で示し「あの道だが、こんな格好で行くのか!? 4時間はかかるぞ! 今日はコルティナで泊まって明日の朝出発しなさい! なぜフォダーラに行くのだ!」と聞かれたので、「ぺデルー(フォダーラの奥で山を越えた麓)に友達がいる」と説明すると不思議そうに「友達?泊まれるんだな?じゃあ、川沿いを行き、大きな橋を渡った後、分かれ道を右に行きなさい」と絵を描いて教えてくれた。
 サンダルでも単純な道に安心して出発した。

 

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