2012年9月3日月曜日

山上の待ち合わせ  投稿者:加藤朝美

ローマを早朝に出発、その2時間後には岩壁の上の町オルビエートに到着。ここで外山君が降りて一人旅のスタート地点。そこからフィレンツェ、パドバ、ヴェネツィアに向かう。ぼくらはそのまま高速道路でドロミテへ。(更に+7時間)
フォダーラロッジと放牧された牛
ドロミテで彼と待ち合わせ方法を色々と話し合ったんだけど、日本から来たばかりの人には飛び切り難しいドロミテの山上ロッジで待ち合わせ。どのくらい難しいかというと、成田に着いたばかりの外国人と1週間後に長野県の上高地の上にある涸沢ロッジで、別々な県から出発して会うようなもの。

つまり、外山くんはヴェネツィアを観光した後、そのまま電車とバスを乗り継いでコルチナまで。更に登山口までバスで行き、そこから2時間半の登山。しかし彼は軽装甚だしいサンダル。

SS坂
ぼくらはその峠の反対側の県の登山口に居る。見るだけでも登る気が失せる激急なエスエス坂を登る。帰りはサンダルでは降りられないほど急なので、外山くんの登山靴をリックに入れて出発。ぼくらは取材も兼ねるから朝、出てセーネスで写真を撮り、デッサンを。途中で森林警備隊の友達にあったので、更にコルティナからの道を聞いて、外山くんの道のりを確認する。そこから外山くんに会うフォダーラへ。フォダーラ・ロッジは友だちのスキーの先生が経営するので、「もし日本人が瀕死の状態でたどり着いたら食事を出してくれ」と言ってあるけど、鉄人・外山なら平気だよね・・・。

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