2012年1月8日日曜日

これがひじき!

 無事に3日間のひじき刈りが終了しました!
三日目はさすがに疲れました。
生えているひじきを磯から持ち帰りました。刈るときはひじきを束ねて根元を鎌でザクリ 。
ひじきは空気にあたると乾燥して黒くなり塩が吹きます。味はしゃっぱく磯臭い。

収穫したひじきは一晩水につけ塩抜きします。


塩抜き中の生ひじきです。この時の歯ごたえは噛み切れないほどコリコリでダシを取った後の昆布のような味。




塩抜き後、6時間窯で蒸らします。窯一杯で6コンテナ分入る深い窯です。
窯から取り出すと見覚えのある真黒なひじきですね。乾燥させずそのままが味が濃く風味も良い。ただし乾燥させる商品も作ります。

知られざる食のすがた!いかがですか?
何気なく食卓に上がるひじきの元のすがたを皆さん知っていましたか?
僕は中島に来るまでひじきのことを知りませんでした。ひじきは沖にはなく磯で潮が満ちたり引いたりする一部の浅瀬にしかつきません。また、長いものでは1m以上にもなり、切り株は再び伸びていきます。
みかんだけで生計を立てることが難しい農家は、こうした半農半漁の中働き糧を得ているのでありました。

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