2011年7月6日水曜日

ここ2日の流れ

うえ:公立志津川病院の4階廊下(地上16メートル)
した:4階から背を海に向け(海岸から400m)西方向の様子
4日はPARCIC3人で南三陸訪問をしてきました。
はじめに、避難所の平成の森にティファールの鍋84セット(企業提供)を届け、隣の仮設を訪問しました。仮設ではお茶をしていたおじい、おばあに声をかけられ2時間ほどお話をしました。「こうしてお茶をするほかにやることが無い」と言うおばあも2月までは昆布を干すなど海で仕事をしていたらしい。畑はあるが畑に行く手段が無いとか・・・・

2か所目はトップぺージの皆藤愛さんと写真を撮った荒砥小学校に行ってきました。
疲れ切ったお母さんたちが今月25日完成予定の仮設住宅が待ち遠しいと言っていました。
4か月の集団避難生活は想像しがたいきつさがあるのでしょう。

移動中に上の写真の公立病院に寄りました。

最後に2週間前に佐藤隆太さんと餅をついた相川避難所に行ってきました。相川はほとんどが仮設に移り、8世帯のみ残っていました。その中のお母さんは「ここの生活をenjoyしすぎてさみしくなる」「これからの仮設生活は減る(お金)一方だから節約してかねーと」と言っていました。

ひさびさの再会などもありとっても嬉しかった半面仮設に入ると、もう会えないんじゃないかと寂しくもなりました。仮設支援(訪問だけでも)もしていきたいな~



今日5日は情報ステーションの周辺の配給所を訪れました。
そこで下の住宅の震災時の話を聞きました。
ここに暮らしていたお母さんは地震の後避難所に行ったものの物を取りに帰ると、直後に津波が来ました。そこでたんすの上に上がり天井を押し上げかわら屋根をかき分け屋根に脱出し、後日自衛隊に救助されたらしいです。屋根を突き破るほどの恐怖を皆3.11に味わったのです。


高校の大先輩ローマ在住の加藤朝美さんから復興チャリティーTシャツが届きました。
東北をコンセプトにした朝美さんのデザインは何とも言えなく可愛いのであります。
大家さんたちと記念にハイ、チーズ。

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