2011年7月8日金曜日

あくまで支援

今朝の石巻は涼しかったので石川スタイル(石川さんのフリースを無断で着ちゃいました)で牡鹿半島に出動しました。
目的は現状把握のためにカトシュンらに同行しました。

僕から伝えられることは、地方の避難所にも支援物資は行き届いているが、お弁当は傷む危険性があるため配給されておらず、おにぎり・パンが主食だということ。
食べたいものは市街地に週一回程度買いに行けること。
(デパートのシャトルバスも週2回走っているがいつもすかすからしい)
浜ごとに結束力があり(震災前から)我々がそのコミュニティーに入る隙間はない。
他団体も活動していてボランティアは常時いる。
仮設に移る人が増え、多くの避難所では世帯数がひとけたまで減っている。
一部の浜では、かきの養殖も始まりつつある。など


帰り道でたまたま見つけた製材所に寄り、情報ステーションの壁に使うための木材をおねだりしました。すると、お父さんは快く譲ってくれて話題は復興のことについて変わりました。

「支援してもらう一方だと人は堕落してゆく。
ボランティアはあくまでボランティア。
自分たちからやり始めないと。
これからはこの恩を返すために今日を精一杯働く。それしかできない」

と言っていました。

そう、僕らはあくまで支援。
再確認しよう
あくまで支援!

2 件のコメント:

  1. スリランカの兄2011年7月10日 22:13

    ご苦労さま!!
    あ、フリースそこに忘れて行っていたのね~(笑)。
    その内取りに行くのでそれまでお使い下さい。
    今日の石巻はとても暑かったと聞いています。
    暑さに負けずファイト!!

    返信削除
  2. うしの大学 石巻隊 第9班 班長2011年7月11日 21:06

    ブログ初コメント失礼します!支援は一方通行ではないんだな、と石巻の日々を思い出します。ボランティアを通して人と人との関わり方についていろいろ思うところがあります。実際に足を運んで考えなければ、本当に必要なものは見えてこないのだろうな、と感じました。北海道に帰っても元気にしてます。外山少年も暑さには気をつけて、元気で過ごせるのを祈ります。

    あの時はありがとう!

    返信削除