2011年6月29日水曜日

時代の流れ

 昨日は小国町から武さんとそのお友達が様子を見に来て、これからの支援活動への方向を相談した。
こうしてNGOで働いてみて知ったのは、いかに人とコミュニケーションをとりその一人ひとりのニーズに沿って企画を立て、実行することの大切さです。逆の言い方をすると「余計な手出しはするな」ということです。今の状況からみるとNGOがいなくても、住民同士で協力すればなんとか生きていける段階には来ていると思います。その中で本当に求められていることを取り組んでいかなければなりません。

以前から、日本の復興の話になると「元の日本に戻そうとする力」「これで変われなかったらあと100年は変われない」「もうすでに以前の日常に戻ってしまった」などの言葉を耳にします。その一方では反原発デモなどが起り従来の流れを変えようする動きもあります。それらの流れをどこに引いていけばよいのでしょうか?

高校三年間で神の名のもと暮らしてきた私には、その流れの行き先が‘天”としか思えないのです。見えるものへの応答ではなく、見えないものの要求に対する応答をしていきたい。

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